理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

先生

本年最後のミーティングも滞りなく終了。サプライズはショートペーパーかと思ってた論文が実はフルペーパーだったことぐらい。初年度ミーティングも1/4かと思ってたら1/10だったので、去年より一日長く山口県にとどまることができそうです。。


さて、ぼくは編入生というよくわからない立場でありまして、研究室の教授様の講義をほとんど受けたことがなかったのですが、今日はじめて本格的に教授様の講義を受けました。「寝たら殺されるww」などと研究室のメンバーと話したりしてたのですが、すごい講義良かった、というのが率直な感想です。ぜんぜん眠気こなかった。


「何が聞きたい?」
これを講義中に学生に問うのは非常にリスキーだとおもうのです。。自分の知らない分野のことだったら自身の無知をさらけだすことになるわけですから。。それを次々に学生にどんどん聞いていける、そのこと自体が、この方の力を証明してるよなぁということを講義中に考えました。そういうことを考えている暇があればもっと講義を真剣に聴きましょう。
また、ネットワークで最近流行語になってるのがNGN (Next Generation Network)でして、構成する単語の意味どおり次世代ネットワークと訳されます。分野としては世界的にある程度ホットなトコなんだろうなぁという認識はしているのですが、次世代ネットワークNGNはあくまで旅の途中で、既に新世代ネットワークを見据えている話は印象的でした。ぼくは足元の数十センチ先にある目標とやらに向かってしか歩けない、という話を先日の企業セミナーで話したのですが、一流の研究者は彼方に霞む水平線を目指して歩けるものなのですね。。
尊敬できる方がそばにいるというのはすごく幸せなことですが、同時に自分の無力さもしみじみと。