理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

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Swarm

ミーティングがありまして、もうちょっとSwarm Intelligenceをとりいれることになりました。
Swarm Intelligenceとはその名のとおり、昆虫の織り成す群れとしての行動がすっげぇかしこい!みならわねば!という話です。たとえば、

  • アリやハチは全体の青写真が描けるほどかしこくないのに、きれいな形状の巣を構築できる
  • いろんな経路がある場合でも、アリやハチは最適な経路を共有できる
  • 幼虫を大きさ順にクラスタリングするアリがいる
  • ある仕事をしているアリ/ハチがいなくなると、他の仕事をすべきアリ/ハチがその仕事を請け負う.全体としての仕事には支障をきたさない

というもので、個体としては頭が悪いけど、全体としてのベクトルは最適な方向に向かわせることができる、すごいやドラえもん!!というものです。のび太ジャイアンは一人ひとりは頭悪いけど、みんなが集まるとギガゾンビも倒せるわけです(ギガゾンビは時空警察が連行しただけと論じる識者もいます)。


ネットワークてのは、すっげぇ数のノードが関与する場合が多いのでスケーラビリティが重要です。で、最近は(かなり前から?)単に性能を伸ばすのではなく、adaptability、sustainability、reliability、dependabilityとかとかを志向する向きもあるようで、そこでSwarm Intelligenceな感じで乗り越えようという研究はなかなかおもしろいです。。


人間と違って、へんな下心や目論見なく全体としての調和を持って動けるだけ、昆虫ってのは綺麗な生き方をしているのかもしれないですね。まぁその下心や目論見が人間ですねとかいう話は、正直どうでもよかったりします。

Swarm Intelligence: From Natural to Artificial Systems (Santa Fe Institute Studies on the Sciences of Complexity)

Swarm Intelligence: From Natural to Artificial Systems (Santa Fe Institute Studies on the Sciences of Complexity)