理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

カレー

朝一でミーティングだったので、なかなかに緊張して朝の目覚めを迎える。時計をみて「遅刻まぬがれた!さすが!」とか自画自賛する余裕もなく、低テンションでもぞもぞと動き回っていたところ、そういや昨日、となりの部屋からカレーのにおいがしたなぁということを思い出す。カレーたべたい。たべたい。カレーきたこれ!というわけで突如、夜が明けて間もない時間にカレーを作り出す大学院生がいますね、というお話。

突然思い立ったわけで、まず材料がない。特に芋系がないのが致命的であった。なんとなく芋に似ているような気がしないでもないカボチャで代用する。大丈夫だ、カボチャにはカボチャのいいところがある。いつもは見えないだけなんだ。

当然タマネギなんてものはない。いれない。冷蔵庫から、そして家から追放されている。どうせなら世界中に、このタマネギ排斥運動が広がりはしないかと日々ワクワクしているのだが、残念ながらその気配はない。微塵もない。まぁぼくがやっているのは、いわゆる草の根運動である。市民レベルでこつこつとこの活動を続けていけば、きっと世界からタマネギがなくなり、平和な社会が実現されるはずだ。希望を持とう。

タマネギはないが、もやしが二袋発見された。発見というか、実のところ冷蔵庫の中で遭難→危機一髪の救出劇という果てなく続くストーリーであることは疑う余地がない。まぁ大丈夫だろう。火通すし。でも一袋入れたら鍋がいっぱいになる。あと一袋どうするんだろう。

とりあえずカレーはできた。辛口のルーを入れると、甘口よりもルーが節約できることが分かった。興味深い。さぁ食べよう、その前にネットサーフィンでもするかとブラウザを起動するとこれである。

【高校生ら男女4人が女性連れ込み暴行、小指を切断→カレーに入れる】 http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/976829.html

いやいやちょっと待て。今からカレー食べるんですけど。二重の意味でやりきれない。