理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

炎天下

今日のソフトボールはお昼からあったのだけど、7月も終わろうかという情緒もくそもなく天頂で輝きつづける太陽の下、とりあえず死にそうになった。立ってるだけでも体力を奪われるのに、なんかあっちこっちに打ち分けられるボールをとりにいくわけで、ぼくは守備位置に立ちながら、このくそ暑い中ノックなんてムリムリムリムリかたつむり!とか必死に思ったりした。で、かたつむりのせいで、取らないといけないポップフライとかを天才的にこぼしたりして、ぼくはすごく怒られた。ぜんぶかたつむりのせい。集中しろかたつむり。とか突発的に書いたのを明日読んで、ぼくは絶望するんだろうな。なにがかたつむりだよ。

でも、あぁいう修羅場ってるときは、勝ち負けとかそういう次元を超えた、新しい悟りを開くことができる。むかしむかし、日本は国の勝利のためなら命さえ投げ出す、そういう国だったらしい。でも今はちがう。きっとちがう。国家主義、組織主義を超えた個人主義の時代なのである。そういうわけでぼくは、自分の方に飛んでくるな!この際ホームランでもいい!負けてもいい!と、そういう境地にいたった。これが大人になるということなんだな、きっと、うん。