理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

オープンキャンパスにいってきた

いろんな縁がありまして、違う大学で研究説明をしたりすることになった。することになったというか、もうやったわけだけども。僕はもうちょっとツタとかが校舎に絡まった、ちょっと伝統をかんじる大学なのかな、と思ってたのだけれど、全面ガラス張りとかの建物とかあって、なにこのオシャレなかんじ!とおもってびっくりした。


部屋に入ってくる高校生とかご父兄様とかに、研究説明をするのがぼくの役目だったりするのだけど、やっぱり青春真っ盛りで何をしても楽しそうなお年頃なので、いろんな個性をもった高校生とかがやってきて、ティーネイジャーすごいぜ!とか、ぼくは感動した。どんなに簡単に研究の話をしようとおもってもぼくのコミュニケーション力だとやっぱり難しくて、ぼくが四苦八苦していても、なんか興味ある風を装って聞いてくれるやさしいティーネイジャーがいる一方、部屋に貼ってあるポスター見つつ「書いてあることだいたいわかるんで、説明いらないッス」みたいな訳のわからないティーネイジャーもいた。いや説明してるぼくが、正直わからないところたくさんあるんですけど。。あぁこの子はたいへん頭がよろしいティーネイジャーなんだな、とかおもった。あと、部屋に入ってきてポスターを見るやいなや「プロキシっていいですよね!」とか、明らかにベクトルが普通と違う質問を遠慮なく投げかけてくるティーネイジャーもいて、あー[このティーネイジャーは大成するティーネイジャー]とかタグ付けしたくなった。


年を取るにつれて、際立った個性というのは失われていって、下流に行くにつれて角がなくなる川の石ころのように人間って変化していくものだとおもうのだけど、そして角を持ったまま生きていくのは、いろいろつらいこととかたくさんあるとおもうのだけど、それでもそういう角をもった人がいるってことは素敵なことだとおもうよ。。。。。見てるだけなら。