理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

内定式でまなんだこと

昨日が内定式でぼくは社長にお酌とかチャレンジしてみたのですが、なんかいっぱいダメ出しをされた。「おめーの注ぎ方じゃビールがぬるくなる!こうだよ!ほらコップだしな」とかみたいなことを言われたりした。

んでもって今日が内定者研修3回目とかだったのですが、ビールの注ぎ方講座とかはないわけですね。ぼくは義務教育で9年間、そのほか8年間教育というものを受けているのですけれども、ビールの注ぎ方を習ったことはないのです。もしかしたら皆さんの中には「あたりまえじゃん」とか思う人もいるかもわからんですが、ぼくは怒られてしまったので、これはもう当たり前とかですむ問題ではない。

大人になるとたぶんだけど、ビールの注ぎ方というのは必要なスキルなんだろなとか思うわけです。たぶんこれはビジネスマナーとかいうやつで、新卒の方々はこれもたぶんだけど、4月からビジネスマナーとかを勉強することになる。てことは今働いている人のほとんどはビジネスマナーを当たり前のように身に着けていて、みんなビジネスマナーのスペシャリスト、ビジネスマナーだったらまかせろみたいな感じなことでしょう。ビールの注ぎ方ひとつとっても、ぬるめず、こぼさず、音を立てず、みたいな完璧動作で新人どもをびっくりさせていることと存じます。でもぼくはその4月を待たずにビールの注ぎ方がなってないというお叱りを頂戴したので、たぶんこのマナーは、入社前に見につけていておかなければいけなかったということになる。

言いたいのは「ビールの注ぎ方くらい指導要領に載せとけや文科省」とかいう偉そうな話ではなくて、社会というのは何が必要かを自分で判断して身につけておくのが当然な世界なのだなぁとかいう偉そうな話です。今度からは、ビールを注ぐ役を誰かに委譲できるようにがんばろうとか誓ったのでありました。