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理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

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論文にもSNSがあったら良くね?

research

人の論文はすごくステキだ

修士論文締切1ヶ月前とかその時期になって、オモしろい!!!!と感動しまくる論文に出会ったりとかしました。出会いというのはいろんなところに散らばっていますね。


もともとぼくなんてのは、自分の研究進めるよか論文読みまくる方が好きな人ですから、論文読む割に研究とかは牛歩の歩みで、博士課程に言っていたらどうなったことかとガクガクブルブルしている。


人の論文というのは、内から湧き出る情熱だとか、前世で見たような既視感ですとか、スピリチュアル(笑)な魅力が満載、ぼくは出家したくなってしまいます。
もちろんそんなことはないんですけど、あぁこういう考えもあるのかーとか、そういう自分一人では到底考えられなかった壮大な議論を、枠組みを、目にできるというのはとても楽しくて、論文読むのは楽しいなと、論文読みまくってそれで研究になればスゲーいいのになと妄想しながら、ぼくは黙々と研究しているのです。

人間にはSNSがある

ところで人間にはSNSがある。


昔々は個人が関われる人というのは距離に縛られたりしてたっぽいですけど、今は世界が小さくなってるのか知らないですけど、車とか飛行機とかいう交通手段が発達して、さらにインターネットがありSNSがあり、わりかし便利にいろんな人と関われるようになった。


ぼくは属性として引きこもり属性を有してますから、外に出るのとかわりかしメンドいんですけど、こういう技術があるからとても便利ですね。とてもすばらしい。家にいながら、大学にいながら、いろんな人の考えとか行動とかに触れられるというのはいいなーとか思ってるよ。引きこもり属性を持つ人にも優しい世界です。

論文にコメント

論文に対してはあんまし公に評価できるシステムがないような気がしてます。
もちろん優れた論文はいろんな論文に引用されたり、優れた論文が多く掲載されたジャーナルはインパクトファクターがあがったりしますけど、引用数みたってインパクトファクター見たって、この論文でどういうことが述べられてるかはあんましわかんない。
こんなことを調べている論文はないかなーと調べたいときって、研究している人はよくあると思うんですけど、そういうときの常套手段ってGoogle Scholarとかの検索システムしかないような気がする。検索結果から論文へはたどり着ける*1し、だいたいの内容はアブストとconclusion読めばわかりますけど、その論文がどういう評価をされて、どういう議論を呼び起こしているのかまで調べるには、わりかし時間がかかる。


ときにid:higeponさんがこんなことをおっしゃっている。

論文にコメントとかつけられたらいいなぁって話で、なるほどなるほどとぼくは唸ってしまった。これは褒めたいという話なんですけど、ついでに論文とかにみんなが、「これはどういう論文だー」とか、「この結果違わなくね?」とかコメントしとけば、論文調べるのも楽になるよなーと思うのです。

論文のSNS

ついでのついででアレなんですけど、例えば通信の論文誌に載る論文を読むのは通信を専門にしている人で、物理の人とかはあんまし見ないぽい。でもたまに見てる人がいて、通信の世界とは異なる議論を物理の世界で引き起こしたりする。それが通信の分野に逆輸入されると、もちろん見当違いの方向だったりする事もあるっぽいんですけど、ときどきクソ面白い話になったりします。
学際だかなんだか難しい事は分からないですけど、論文も、分野にまたがった人に楽々内容が分かるようになったりすれば、もっと面白そうなのになーと思ったりするのです。


整理すると、論文も(一つの分野に閉じがちだという点で)引きこもり属性があるように見えますから、その分野にあくまで身をおきながらいろんな風な分野と関われるような仕組みがあるといいなーという話で、論文にSNSがあったら良くねという話です。mixiで例えるなら、各論文が主体になって、通信に関する論文なら通信コミュニティに属して、あと関係ありそうなコミュニティにも属しとく。関係ありそうな論文とはマイミク申請みたいな感じにして、マイミク紹介みたいなところでこの論文はクソだ!!!!とかDISったり褒めれたりすればいいなー。


そんな感じの仕組みじゃなくても、べつになんでもいいんですけど、もっともっと今と違った(分野に閉じてない)仕組みがあればもっともっと便利になりそう。作れとかは無し。

追記

SBMはあるっぽい。http://www.2collab.com/
id:higeponさんのエントリにトラバ送ってたid:yohmeiさんのhttp://d.hatena.ne.jp/yohmei/20080120/1200763687のエントリより。

*1:論文への直リンクがあるか、ジャーナルへのリンクがあるのが大抵