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理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

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社会人と学生の違い

enlightenment company

まぁ就活シーズンだということもあるし,もうすぐ入社シーズンでもあることですし,社会人と学生との違いについて尋ね{る,られる}機会も多くなってくるんじゃないかと思います.
まぁ日夜社会人と学生の違いについて考えている皆さんにとって,こういうのはカンペキな愚問であるし,失礼千万なんじゃないかと思ったりもしますけど,基本的にはそういうことを日夜考えてるよりか,仕事をした方が良いと思いますね.そういうわけで,ぼくが代わりにちょっと考えてみたので,みなさんはさっさとお国のために仕事をしろ!!

違い

お金をもらうことの責任感とか,社会人は自由じゃないとか,規律が求められるとか,まぁそもそもがいろいろな答えが出て来ざるを得ない問いなんですけども,ぼくの短い社会人生活の中で一番感じた違いというのは,学生はわりかし一人,社会人は多くの人が集まって作業だの判断だのをしなきゃいけないってことですね.

例え

たとえば,二本道の分岐点にぼくがいるとします.左の道は絶対に落とし穴に落ちないとダメな道で,右の道は絶対に 100 円を拾える道です.ぼくはそういうことを知っているんですけど,他の人は知らない.
こういう状態のとき,ぼくが一人であったなら迷いなく 100 円が拾える右の道を行って,100 円を拾って大喜びしますし,左の道を選ばなくて良かったーとか思います.
でもぼくが何も知らない他の人と分岐点に来ると,ぼくは左の道には落とし穴があるんだ!! みんな死ぬぞ!! みたいなことを主張しないといけない.ただ叫ぶだけじゃだめで,説得力みたいなのをふりかざして説得につとめないとダメなのです.

もっと例え

上の例えはすごくシンプルな例で,たいていの場合,右の道には 100 円が落ちていて,左の道は落とし穴に落ちる義務がある道なんてことは誰も知らないしぼくも知らない.そんな場合,ぼくが一人なら速攻でどっちかを選んで 100 円拾って喜ぶか,落とし穴に落ちて泣き出すかすることになります.
でも,他の人と一緒だったとすると,まずは右の道を選ぶか左の道を選ぶかで主張をぶつけ合わないといけません.大紛糾するし,決断するだけでも大騒動する. で,その結果決断した道が正解である保証はないどころか,誰も予備知識を持たない場合はぼくが一人だったときと期待値としては変わらなかったりするのです.

社会人

多くの会社というのは一人では動かせないし,そもそも一人で動かせるんだったら人を雇う必要なんてありません.だから多数の人で会社というものを動かしていかないといけなくなります.
でも 10 人が集まったからといって,10 人力には普通ならない.話し合ったり,10 人で一つの結論を出すために,余計な力が必要になります.そういうのはムダっぽいですから,一人で判断して一人で結論を出して,他のヤツは労働力みたいな感じにするのもアリなんですけど,もしかしたらその労働力な感じの人のなかに,右の道には 100 円が落ちていて,左の道には落とし穴があることを知っている人がいるかもしれない.そういう人の意見を聞かずに一人で判断して,一人で結論を出しちゃうと,結果として簡単に落とし穴に落ちてしまったりします.


社会も会社も,とても conservative にできていて,失敗をすごく怖がる.でも,そういう conservative なものによって,ぼくたちの生活は支えられているし,だからこそ,多人数での議論とかで発生するオーバヘッドを許容してるんじゃないかとか思ったりしたのです.


ぼくとかは社会人になって,すごく Performance が悪くなりました.学生のときだったら一日でできたことに,一週間とかかかるようになりました.でもそういうのって,社会人としては仕方がない部分はあるんですたぶん.

コミュニケーション能力(笑)

就活でコミュニケーション能力が必要だとかよく言われると思うんですけど,なんでコミュニケーション能力が必要かというと,「左の道に進むと落とし穴に落ちる義務があります!!」みたいなことを説得力を持って伝えないといけないからなんじゃないかなー.説得力だけじゃなくて,自分の見識に自信を持って,それでいて全員の懐疑の目を押し切って発言できる思い切り,そういうの全部含めてコミュニケーション能力だと思ってます.
やっぱりさ,全然違う.そういう力を持っている人がいた場合の,複数人での意思決定の速さとか納得感とか.

まぁあれだ

真の社会人は 100 円が落ちてても拾ったりしないし,ましてや大喜びもしない.