理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

OmniFocus for iPhone

たぶんだけど 10 ヶ月くらい使ってきて,ActionMthd やら RTM やら Zenbe Lists やらに浮気もしましたが,結局のところ OmniFocus for iPhone を使ってばっかしで,ぼくの TODO は OmniFocus for iPhone によって管理するんだ!!

Omnifocus for iPhone と RTM

Omnifocus for iPhone は iPhone 上で TODO を管理する,GTD を意識したアプリです.最初に言っておくと,RTM Pro アカウントを持っている人は RTM Pro をそのまま使っても遜色はないというか,もしかしたら RTM の方が便利かもしれません.Omnifocus for iPhone には(たぶん)一週間毎に発生する定期タスクの登録とか,期限が来たらメールでお知らせとか,そういう機能はない.ではなんでぼくが Omnifocus for iPhone を選んだかというと,RTM Pro アカウントが高かったからだよ!!!!!! そのくらい常識で考えろ!!!!!!!

  • RTM Pro アカウント: $25/Year
  • Omnifocus for iPhone: 2,300 Yen

長期的に使い続けるなら,Omnifocus for iPhone の方が安いぽい.同期機能とかは,PC 用の Omnifocus を買わないといけないけど,PC でタスク入力することもあんましないし,まぁなくても使えるよなーと思っています.

機能

Omnifocus for iPhone で良いな思っている機能はいくつかあります.

  • TODO タスクに開始時間が記述できる
  • 期限超過だけでなく,期限間近なタスクも一覧できる
  • 多次元的にタスクを管理できる

TODO タスクに開始時間が記述できる

世の中 TODO アプリで溢れていますが,感覚的には開始時間が記述できるアプリというのはそう多くはないと思っています.開始時間が記述できることのメリットは,現時点で実施する必要がないタスクは必要がないことが分かるということです.

開始時間が記述できないアプリでは,暗黙のうちに開始時間が「今」であると判断される.1 年後にやるべきタスクを管理しようとしたときであっても,TODO リストの中には表示されてしまう.長期的なプランを立てれば立てるほど,TODO リストは厚くなり,一覧性に欠けるようになるというのは,管理方式としてどうなんだと.そういうときに,開始時間が記述できるのはとても便利です.

期限超過だけでなく,期限間近なタスクも一覧できる

期限が迫ったタスクから順にやっていけばまぁ良いんですけど,人間には目に見えるご褒美が必要です.今日の朝に期限が近いタスクがいくつあって,夜にはいくつまで減った,そういう目に見える成果が人のエンジンになる.期限超過したのがいくつある,オレは本当にダメな人間だ,そういう目に見える戒めが人を規律する.

ぼくは本当にダメな人間ですね.

多次元的にタスクを管理できる

あんましこの恩恵は受けてませんけど,Omnifocus for iPhone では

  • GPS を使って位置(コンテキスト)に基く管理ができる
  • プロジェクト毎の管理ができる ていう感じのことができます.例えばぼくが浦安にいるとすると,GPS によってぼくが浦安にいるということが Omnifocus for iPhone に伝わり,浦安近辺でぼくがすべきタスクを一覧できる.

プロジェクト毎の管理は,説明する必要もないくらいに,みんな使ってる機能ですね.

この手のツールを使う上で重要なこと

結局のところどんな便利なツールを使ったところで,管理するのは人間です.アプリを買ったからといって堕落できるわけじゃなくて,逆に TODO を管理するコストは増えます(逆に,GTD 的に頭はカラっぽにできますが). 入力するのはわりとメンドいし,期限超過したタスクは再度期限を設定するなり,消化するなりしないといけない.そういう手間を惜しんでいると,この手のツールは全く意味を為さないので,まぁ自分を律しないとダメなんだなというのが,最近の結論なのでした.