読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

忍者TOOLS

「自分で見てこないと本当のことなんか分かんないよ」という言説

そりゃそうだろうなって思うけど、その「見てきたもの」がどれだけの範囲で言える「本当のこと」なのかってのも大事なんじゃないかなって思います。

たとえばインドに行ってカレーレストランに入るとする。そのレストランはカレー作るのがメンドいから、日本からバーモントカレーのルーを仕入れて、それでカレー作ってるとする。そしたら、そこのカレーレストランでカレー喰った日本人旅行客は「インドで食べたカレーはバーモントカレーと同じ味だった」ってなる。

この「インドで食べたカレー」ってのは、「インドにあるその特定のレストランで食べたカレー」って話としては真実です。でも、インド全土でバーモントカレーが出てくるわけじゃない。インドの特定のレストランでバーモントカレー喰ったという真実をもって、それでインド全土でのカレーの味に一般化されても困るじゃないですか。

実体験は重要だと思うけど、人一人が見聞きできる範囲って限られてる。その狭い範囲での個人の実体験だけを以て「おれは体験者だから、それが真実」という話を聞いたときは注意しなきゃなって思いました。