理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

時代を先取りしすぎるとろくなことありません

時代の先取りというのは、先進的であることを良しとするアーリーアダプターのみなさんにとっては実に魅力的なことだと思います。自分がアーリーアダプターとして食いついた技術が後になってキャズムを越える瞬間というのが至極の喜び、ブームになったころで先輩面して説明して悦にひたる快感がやめられないとまらない、そんな方ももしかしたらいらっしゃるかもしれませんね。

しかしですね、表題の通り、時代を先取りしすぎるとろくなことになりません。
おれとかは 28 日が仕事納めで、現実的に考えると 29 日に実家である山口県に帰る。29 日に帰るのだから、29 日の新幹線指定席を取るのが当然です。しかしぼくは、時代を先取りしすぎたために、28 日の指定席を取ってしまった。こうなるともうだめです。おわった。28 日に新幹線に乗れるわけないだろ常識的に考えろ。

そういうわけですから、時代の先取りというのは本当に危険です。下手に先取りなんかしてしまうと、切符を確認したときに絶望する羽目になる。とてもおそろしい。ですから、例え時代の進みがあなたよりはるか遅くても、悪いのはぼくじゃなく時代の方だとしても、そこはグッと我慢して、時代がヨチヨチ歩きで少しずつでも進むのを愛でてあげないとダメです。ダメぜったい。時代の後ろ 3 m をいじらしくついていく、そんな愛し方が重要なのかもしれませんね!!!!