env に -i 引数を渡してコマンドを実行する。
$ env -i your_command
よく知られている env コマンドの使い方は設定されている環境変数を出力することである。何も引数を与えないで env コマンドを実行すると、設定済みの環境変数が標準出力に出力されるので、以下のコマンド列により、当然ながら MANPATH 環境変数が確認できる。また、59 個の環境変数が設定されていることも確認できる。
$ env | grep MANPATH MANPATH=/opt/local/bin: $ env | wc -l 59
一方、env -i を先頭に付加してコマンドを実行すると、当該のコマンドからは環境変数が見えなくなる。
$ env -i env # 何も出力されない $ env -i env | wc -l 0