理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

都民共済に加入します

都民共済への申し込み検討 - 理系学生日記 にて都民共済への加入を検討していた際、TJK に加入しているかがポイントみたいなことを考えていたのですが、確認したところ、やはり社としては TJK に加入しているようでした。

TJK とは

TJK とは、東京都情報サービス産業健康保険組合の略称で、いってみれば都内 IT 企業のための健康保険組合です。ここにぼくの給料の数 % が毎月音もなく吸収されているのですが、その見返りとして得られるのは、診療での一ヶ月あたりの自己負担が 2 万円を越えないということです。

診療1件※1・1ヵ月※2あたり2万円を超える自己負担があったとき、超えた額が被保険者分は一部負担還元金、被扶養者分は家族療養費付加金として還付されます。
したがって、TJKに加入しているみなさまの場合、どんなに高額な医療を受けても、健康保険の適用範囲であれば、最終的な自己負担額は診療1件・1ヵ月あたり最大約2万円までで済みます。

※1 1件…患者1人の診療報酬明細書(レセプト)単位で、同一の病院・診療所でも(1)医科・歯科別/(2)入院・通院別で1件と数えます。処方せんを発行した医療機関と処方した薬局のレセプトは合わせて1件と数えます。
※2 1ヵ月…月の1日から末日までの間。

http://www.tjk.gr.jp/kenpo/12_01.html

一方で、例えば先進医療に関しては、以下のような記述があります。

健康保険では原則として、保険の適用範囲外の療養を受けると、適用範囲内の療養にかかる費用も含めて、医療費の全額が自己負担となります。  ただし、医療技術の進歩や患者のニーズの多様化に対応するために、保険適用外の療養を受ける場合でも、一定の条件を満たした「評価療養」※1と「選定療養」※2については保険との併用が認められています。保険のワクを超える部分についての差額は自己負担しますが、保険が適用される療養にかかる費用は保険診療に準じた保険給付が受けられます。  この保険が適用される部分は、年齢に応じた割合を自己負担して、残額は「保険外併用療養費」として健康保険で負担します。

http://www.tjk.gr.jp/kenpo/18_sagaku.html

やや前向きな内容になってはいますが、あくまで保険適用外の部分は保険適用外として対応しますということのようです。

加入プラン

TJK で医療関連はある程度安心になる*1のですが、上記のような先進医療に関する保障の懸念はあります。一方で、死亡に関する部分については、ぼくが死んでもせいぜい家族に迷惑をかけないレベルのお金が残れば良いので、それほど重視する項目ではありません。

これらを鑑みて、都民共済に今回加入するのは「総合保障 2 型」に「医療特約」を付加した 3,000 円/月 のプランにすることにしました。はい。

*1:一ヶ月 2 万円を越えないのであれば、別途保険をかけるよりも貯蓄していた方がコストとしては軽いと判断