理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

Amazon は LAWSON だけじゃなくて他のコンビニとも提携してほしいでござる

ぼくのように日々労働に勤しんでいると、生活は労働と等価となり、人生は労働と等価になります。自分の時間というのは即ち労働の時間と等価となり、全てが労働という役割の下に大統一されていきます。
もはや頭に浮かぶものは労働となり、労働だけとなり、労働は頭の片隅を占拠して、日々その占有空間を押し広げていきます。人は働く機械に近づき、その最果てでは、きっと機械と人間の間に引かれていた境界線などというものはより虚ろに、もともと存在していたのかもすら分からなくなります。
もうダメッ!!! これでじゃダメッ!!!!!! もうずっと冬眠したいッ!!!!!!!!!!!!!!

このようになると、Amazon に注文した書籍等々を受け取るのは基本的に不可能になりますから、機械と人間との波間に漂う人類に対して、Amazon は配送オプションとしてコンビニ受取を用意しています。

ここが便利

  1. 24時間受け取りOK

「会社のそばで、日中受け取りたい」「会社帰りに、家の近くで受け取りたい」 − そんなご要望にお答えします。全国8600店舗のローソンおよびナチュラルローソンで、24時間お好きな時間帯に商品の受取が可能になりました(※)。これで、ご不在時の受取の不便さも解消され、Amazon.co.jpでのお買い物がますます便利に。

http://www.amazon.co.jp/コンビニ受取/

「会社のそばで」「会社帰りに」など、まさに労働者および労働機械をターゲットにしたこのオプションは極めて便利なオプションですが、なぜかローソンにしか対応してません。ぼくの家の近くには徒歩 1 分のところにセブン-イレブンがありますが、Amazon はセブン-イレブンには届けてくれない。プロレタリアートにはコンビニを選択する権利などないのが現実なのです。最終的にはプロレタリア革命によって体制が崩壊し! 階級闘争に終止符が打たれようとも!! その過程では!!! プロレタリアートにコンビニを選択する権利なんてないし!!!!! もうダメ!!!!! もうダメだッ!!!!!!!!!!!!
こうなると誰もが不幸です。最近はクロネコさんが宅配を担当してくれているのですが、

  1. クロネコさんが自宅に宅配をしてくれるも、kiririmode が不在のため不在届をドアに挟んで、達成感を得られぬまま、ただただ物理学的な"仕事"を浪費します
  2. kiririmode が家に帰るとドアに挟まれた不在届を手にクロネコさんの Web サイトから、セブン-イレブンに再配達してくれるように依頼します
  3. クロネコさんはもう一回、今度はセブン-イレブンに配達を行います
  4. セブン-イレブンの店員さんは、放浪者のごとき kiririmode がフラっと立ち寄ったタイミングで裏の倉庫から宅配物を取り出し、kiririmode に手渡します

これらは Amazon がセブン-イレブンに直接宅配してくれれば本来は不要な行為です。このようにして、日々労働需要というのは生まれており、労働は絶えることなく、人生と労働は漸近していき、いずれ等価となって、いったい人生の価値とはなんなのか。
このように労働者の苦悩は続きますので、Amazon さんが可及的速やかに、セブン-イレブンを配送先の一つに選んでくれるといいなと思いました。