理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

シェルスクリプト 基本リファレンス

良い本でした。

ISBN:978-4774146430:detail

シェルスクリプトというとどのシェルに対して書くのか (/bin/sh なのか /bin/bash なのか /bin/csh なのか /bin/zsh なのか…)、OS 間のシェル実装の互換性にどこまで配慮するのかといったところで書き方が若干異なってきますが、「/bin/sh」向けに、「Linux・FreeBSD・Solaris」間の互換性を考慮したリファレンス本がこの本。
いやぼくは、正直「OS 変更することなんて無いだろ」と思って特定 OS 実装を考慮しないシェルスクリプトを書いたりすることがままあるのですが、「えっこの機能 /bin/bash 前提だったの…」「これは /bin/sh で普通に使える機能だったの…」「そもそもこの機能知らなかったんだけど…」といったものが多くあり、当初 "ぼくには基本リファレンスなんて必要ないよ、知ってるし" とたかを括っていた過去の自分の顔面にライダー電光ドリルキックを見舞わせたい思いに駆られます。

FIFO に接続した別プロセスを起動する機能 (プロセス置換) マジ知らんかった…。