理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

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情報取得が容易になってオタクが顕現する

ぼく自身はキュレーションという言葉が嫌いなので、敢えてリコメンデーションシステムという言い方をしたいのだけれど、Gunosy というリコメンデーションサービスが非常に良い。
Gunosy(グノシー)
Gunosy。いま一番お気に入りのリコメンデーションサービス。


Gunosy(グノシー)は、個人のTwitterアカウントのツイートの内容やRTの内容、Favなどの情報から、FacebookのLike情報やはてなブックマークの情報など、個人の能動的なアクティビティの情報を中心に、そこから解析したデータをもとにその人の興味関心を分析し、1日一回のメール配信をおこなってその人のインタレストにひもづくニュースを届けるサービスだ。

情報の新しい流れをつくりたい–東大のエンジニア集団が立ち上げた次世代のマガジンサービスGunosy(グノシー) - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)

自分自身の指向というものがかくも正確に読み取られるものかという驚きはもちろんなのだけれど、実際にリコメンドされるコンテンツが自分の好奇心をいい具合に刺激して、あぁ人間は好奇心で生きているのだなぁという思いを新たにできる。
メール配信で 25 件というリコメンド件数が最大になっているのでこれを 100 件くらいまで上げて欲しいのと、ここまでリコメンドされる内容が指向とドンピシャなら、このまま Pocket に突っ込みたいので、API を提供してほしいなぁと思っているところ。

Pocket (Formerly Read It Later)
Pocket (旧 Read It Later)。

Gunosy

のアカウントから嗜好を読み取るようなので、25 件という限られた件数のリコメンドの中で自分の嗜好をより正確に反映させるべく、ここ数日は Gunosy が読み取る「はてブ」アカウントに、自分の嗜好をガンガン登録するようにブックマーク登録を繰り返すようになった。
見方を変えれば、これはもはやコンピュータとコミュニケーションを取っているようなものだなと思う。好奇心という根源的な欲求を得るために必死でコンピュータとコミュニケーションを取ろうとする自分の姿を俯瞰して、あぁこんなにも時代が進んだんだなぁという思いが芽生えた。

こうやって、自分の得たい知識がどんどん深く得られるようになって、一方で自分の興味がない知識はどんどんと遠くなる。個々人は自分の欲しい知識に向かって深く潜り、社会が多様化するのを尻目にしながら、個人はどんどん専門化するんだろうなと思う。距離の壁を越えたインターネットは、専門の似た個人同士を容易に結ぶ一方で、専門の異なる個人同士を交じわせる機能に乏しい。
得たい知識に深く潜っていった結果としてオタクが生まれていったのだと思うし、今後もオタクと呼ばれる人種がぼくを含めて増えつづけていくんだろう。様々な方向の知識に潜る人間が多くなれば、もうマスなんてものはなくなるし、大企業なんてのも専門化を繰り返して分社化するみたいな方向に進むんだろう。

オタクというのは良くも悪くも情報社会が生み出すものだと思うし、生み出したものだと思う。オチはない。