理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

トイレでの休憩

会社のトイレ(大)が昼頃にいつも一杯になってて困るみたいな話が facebook であって、原因がトイレで休憩する非喫煙者の存在にあり、問題解決のためには非喫煙者に休憩スペースがあれば良いのではないかという話になってたの興味深かった。確かに、トイレ(大)にはほぼ常に人が入っていて、用がたせないような状況というのは頻繁にある。トイレ行って、トイレスペースを俯瞰して、「あっ空いてねーや」みたいになって U ターンをする人、大量にいたりする。


話としては、トイレが満員になっているのはトイレ休憩している人のせいなのかという問題と、トイレ休憩しているのは(主に)非喫煙者なのかという 2 つの話が絡みあっています。例えば前者についてはこんな調査結果もあったりして、トイレ(大)の使用頻度というのは過去よりも多くなっていることは予想できます。

まぁただ、そこには本エントリでは立ち入らず、トイレでの休憩にスポットライトを当ててみたいと思います。トイレにスポットライトが当たると衛生的っぽくて良いですね。


ぼく自身としてはトイレで休憩するくらい許してやれよと思う派なわけですが、なんでかっていうと、ぼく自身がトイレでの休憩みたいなのを前に時々してたからです。迷惑ですね。迷惑野郎です。はい。
で、なんでトイレで休憩するかっていうと、冒頭にもあるように、会社に心を落ち着けて休憩できるところがなかなか無いからです。そういうわけなので、休憩スペースが必要だっていう議論にはうなづけます。
ただ、休憩スペースが確保されることによってトイレ休憩しなくなるかっていうと、ぼく自身は休憩スペースがあったとしてもトイレ休憩するとおもうんですね、たぶん。それはなぜかっていうと、休憩スペースで「心を落ち着ける」っていうことがきっとできないだろうなぁと思うからです。


大量の人間がいる会社という空間において、トイレというのは今のところ、唯一といって良い一人の空間です。会社にいる以上、他の人との対話というのはどうしても必要なわけで、必要である以上、会社の空間としては「対話のしやすい」空間というものが作られていきます。ぼくは一人じゃないとくつろげない人間ですし、先の通り、会社から一人の空間というものは排除されていくので、ぼくに残された最後のオアシスはトイレということになりました。そうなのか。オアシスがトイレな人生か。はぁ。まぁ水はあるしな。


でも、トイレ、非衛生的だし、なにより休憩のために作られてない。だからトイレに代わって一人になれる場所があれば、そっちの方が良い。休憩スペースみたいなのじゃなくて良いので、「ここにいたら誰も話しかけてこない」みたいな空間が欲しいですね。一人になりたい。