理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

進撃の巨人

前々からこの漫画はヤバいという話は聞いておりましたし、やまもといちろうさんが作者の諫山さんとやりとりしてる記事もあってずっと気になっていた作品ではあるのですが、アニメ第一話の救いの無さに非常に心引かれまして、2〜10 巻を iBooks で大人買いさせていただきました。
なんで 1 巻は買ってないのかというところなんですけども、お気に入りの豚丼屋さんに一巻が置いてありまして、豚丼食べながら穴が開くまで読んだためです。はい。本を読みながら漫画を読むのはやめましょう。

ISBN:978-4063842760:detail

まぁどういう作品なのかを説明する必要があるのかを自問するほどに有名な作品ではあるのですが、まずはこちらの PV をご覧いただければ、ある程度の作品の世界観、および救いの無さを掴んでいただけるのではないかとおもいます。おかげさまで最近のマイブームは「この世界は残酷なんだ」をつぶやくことになりました、ありがとうございました。

「巨人」と呼ばれる巨大生物がいて人類はその巨人に捕食される側であり、巨人が入れないように高く聳えたつ壁の内側のみが人類の生活範囲。100 年間その状態を保ち人類の安寧が維持されていたところで、突然超大型の巨人が出現し、壁が破壊され、再び巨人の恐怖に怯える時代がやってきた、と、そういうところから物語がはじまるわけですが。
いやまぁ何がおもしろいかって、マジメに息のつけないレベルの緊張感の連続なんだと思います。とにかく感情移入したキャラクターが次々に捕食されていくのがまずヤバいです。ネタバレになるのであまり言いませんが、感情移入したけど捕食されないキャラクターはだいたい純粋な味方ではなくアレです。もうね、どうなのよと。救いないじゃんと。巨人も無敵じゃないし狙いどころもある程度解析されているので戦えないことはないんですが、アレな巨人になるとリヴァイ兵長しか勝負にならなくね?みたいな。ゲームバランスおかしくね?みたいな。これがゲームだったら投げ出すレベル。いっきじゃないんだからさ、もうちょっとほらゲームバランスみたいな。

あと伏線が張られまくりね。これどうすんの。回収できるの。風呂敷ちょっと大きくないの。そのあたりがちょっと心配です。10 巻が異常に気になるところで終わっていて、しかも続刊が 8 月とかみたいなので、もう待てないみたいなかんじになりつつあります。おいどこかでネタバレやってないか。