理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

楽園追放- Expelled from Paradise-

前にちょっと宣伝を見て気になってはいたものの記憶を喪失してたら、楽園追放の評判がいいです記事を見つけました。オオオ、これは見に行かざるを得ないって思って、池袋の HUMAX シネマズで見てきました。

ストーリーは SF の王道。
地球は廃墟になってて、一部の人類だけが残留、他の人類はデータとなって電脳世界ディーヴァで暮らしてるという世界設定。そんなときに、地球からディーヴァにハッキングがなされて、その調査のために、主人公であるアンジェラがマテリアルボディに自分の人格情報をコピーして、地球に向かうっていうところから始まります。

監督 水島精二、脚本 虚淵玄っていうことで、ストーリーにはもちろん満足しているんですが、この映画では何よりもグラフィックに度肝を抜かれました。全編 3D CG なのに、手書きアニメのような情感。手書きアニメのような情感なのに、メカの高速移動は滑らかで、爆発はきらびやかで、人の表情はころころ変わる。クライマックスにはちょっとしたメカ vs メカ、メカ vs 人間のバトルがあるんですが、他方向から包み込まれるようなサウンドと合わせて、舞台を見ながら鳥肌が立ちました。

フル CG 映画といえば、12 年前の FINAL FANTASY が思い出されますが、時代がここまで進んだのかと実感します。

フィルムメイキングもあるんで、どういう風にキャラクターに命が宿るか眺めたら良いと思います。