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理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

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ストレージの原則と技術

基本的にはアプリレイヤのエンジニアだと思っていたのだけれど、最近どうもハイパーバイザとかストレージとかそういうところに首を突っ込むことになっており、なかなか分からないこと多かったので、ここはまずは体系的に学ばなあかんのやないかという危機感を餌にこれ読んでおりました。
EMC といえば IBM や NetApp、HP と並ぶストレージベンダなわけで、そこが(そこの系列が)出している本というわけなので、きっと現場感覚があり、かつ、包括的な基礎知識が含まれているかしらという点が期待されます。

IT技術者なら知っておきたい ストレージの原則と技術

IT技術者なら知っておきたい ストレージの原則と技術

  • 作者: EMC Education Services,株式会社クイープ
  • 出版社/メーカー: インプレスジャパン
  • 発売日: 2013/02/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • クリック: 144回
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読んだ感想としては、これホントに教科書だわ、ということ。
必ずしもストレージに閉じた話を延々としているわけではなく、たとえばこれは Chapter. 2 の目次ですが。

Chapter 2 データセンター環境
2.1 アプリケーション
2.2 DBMS
2.3 ホスト
2.4 接続性
2.5 ストレージ
2.6 ディスクドライブの構成要素
(snip)
2.13 VMware ESXi
2.14 まとめ

データセンタというのはどういうものか、そしてその中で動くアプリケーションがあり、DBMS があり、それがストレージとどういう関係を持つか、という形で、分野を俯瞰して掘り下げ、そしてそれをさらに掘り下げ、という形でトップダウンで説明がなされていくので、コンテキストが追いやすい。
上記の目次はまだまだ概要だけれど、FC SAN、IP SAN/FCoE、NAS、オブジェクトストレージ、といった形で、ストレージ分野の基本知識が章を進めるごとに洪水のように雪崩れ込んできます。あと、EMC の機器自慢も雪崩れ込んできます(そして流れ去っていく)。

ストレージって、どうしたってベンダ依存の世界で、最終的には実機のマニュアルみないと分からない感じになって溜息ばかりついているんですが、使う側でなく、提供する側としての理解をつけるためにも、がんばって勉強しなくちゃなーって思う所存です。

現在のストレージテクノロジーはより重要性を増し、企業や他の組織の成功に大きく関わるようになった。このため、従来の環境、仮想環境、クラウド環境にわたるストレージテクノロジーの専門知識を備えた、高い技術力を持つプロフェッショナルの採用と育成という課題に、IT マネージャーはこれまで以上に力を入れて取り組まなければならない