理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

「なぜ悪人が上に立つのか」を読んだ

上司から「いま読んでる本がある」と薦められたのが、ブライアン・クラースの『なぜ悪人が上に立つのか──人間社会の不都合な権力構造』でした。 なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造作者:ブライアン・クラース東洋経済新報社Amazon 興味深い…

Obsidian GitとClaude Code on the Webで第二の脳を持ち歩く

以前、GitHub CopilotのカスタムエージェントでZettelkastenを効率化する話を書きました。GitHub Copilotは定額制だから、使用量を気にせず記事や議事録からzettelを抽出できて、これが思った以上に便利でした。 ところが、です。 満員電車の中で技術記事を…

Consistent Hashingの数理とVirtual Nodesによる負荷偏り削減を理解する

以前、OpenTelemetry CollectorのLoad Balancing Exporterを使ってメトリクスを複数のWorkerに分散する仕組みを構築した記事を書きました。 あの構成では、Consistent Hash Ringを使って時系列ごとにWorkerへルーティングしています。Consistent Hashingの目…

OpenTelemetry CollectorでClaude Codeメトリクスに対するDeltaToCumulative処理をスケールアウトさせる

以前、Claude CodeのOpenTelemetry Metricsを収集してGrafanaで可視化する仕組みを構築したという記事を書きました。 あの記事では「とりあえず動いたぜ!」という勢いで締めくくったわけですが、実はあの構成には根本的な問題がありました。そう、僕は問題…

GitHub CopilotのカスタムエージェントとObsidianでZettelkastenの知識管理を加速する

Zettelkastenで知識管理を始めてからしばらく経つけれど、どうにも時間がかかってしまう作業がある。それは、1つの記事やミーティングの議事録から、原子的なzettelを抽出する作業で、結構しんどい。 記事を読んだり議事録を書いたりすることそのものは別に…

Claude CodeとOpenTelemetry Collector、Amazon Managed Service for Prometheus(AMP)を組み合わせて利用状況を可視化する

毎日Claude Codeを使っていると、ふと「自分はどのような使い方をしているんだろう」と気になることがあります。 セッションあたりどれくらいトークンを消費しているのか、費用はどの程度かかっているのか。もちろんccusageのようなツールもありますが、Clau…

Claude Code のカスタム slash command で pull request のレビュー認知負荷を低減する

生成AIの登場でコード生成の生産性は急速に高まっているとされてます。ホントか? まぁほんとなんでしょう。実際、数分でコードを生成できる時代になりました。 ただ、そのような生産性の伸びに比べて、品質を確保する人間の負荷は変わっていません。バグが…

生成AIの適用で2つの壁にぶつかる話

生成AIでシステム開発を効率化しようって話に溢れていて、中でも仕様駆動とかスペック駆動とか言われる領域なんかは実用性もあるってことで盛り上がってる感じがある。 でも、この期待を数百・数千人規模のエンタープライズのウォーターフォール開発に持ち込…

TaskChute Cloudのログを生成AIで分析してタスク管理の振り返りを自動化する

僕は長年TaskChute Cloudを使って日々のタスク管理をしている。タスクをこなすこと自体は習慣化できているんだけど、本当に難しいのは日々のログを分析・可視化し、改善サイクルを回すことだ。GTDでも「振り返り(Review)」は重要なプロセスとされているけど…

GitHubリポジトリでClaude Plugin Marketplaceを作ってSlash CommandとMCP設定を配布する

Claude Codeを使っていると、便利なslash commandやMCPサーバの設定を他のプロジェクトでも使い回したくなる。でも毎回手作業でファイルをコピーしたり、設定を書き写したりするのは面倒だった。チームで共有しようとすると、READMEに手順を書いて「この設定…