理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

例の演習ですが、マルチホップ通信がぜんぜんぜんぜんできない。研究科のM1全員ができていない。というかラスト1 ホップでACKが返ってこないという歴史上稀に見る悲劇的状況に置かれた我々。明日は祝日だし、心ゆくまで原因究明に当たれるね★という社会不適合者的な、「お前出家したの?」とでも言われそうなコンセンサスを研究室のM1で取った後、2.4GHz帯の毒電波を全身に浴びながらあぁでもないこうでもないという議論を行う。

そして議論が煮詰まった後の対応。 1. 「やっぱこれ某社のバグじゃね?」 「ていうか配布されたコンパイラのどっか1ビットが間違ってたとかじゃね?」 「もしそうだったらタコ殴りじゃね?」 という不毛な責任転嫁論をぼくを中心に繰り広げる。

  1. 「これ小人さんが絶対直してくれるって」 「そうですよね、やっぱり小人さんですよね」 「ぼく達が寝てる間に、小人さんががんばってくれますよね」 というファンタジックな夢の世界に逃げ込もうとする。

  2. 「・・・」 「疲れた」 「・・・zzzZZZ」 眠りの世界に誘われる午前4時。

以下、その後の成り行き。

+午前4時にぼくが泥のように眠りだす +それから3時間、Ashは地道な努力による検証実験を続ける +Ash、結果を元に神のような仮説を立てる +ぼく起きる +Ashの仮説により、これまでの不可解な現象がすべて説明がつきそうだということになる +仮説にもとづき、配布されたソースコードの調査を開始 +配布されたファイル中でMACアドレスがハードコーディングされてるぅぅううううううーーーー +バグ修正 +マルチホップ通信完成

Ashは神になった。そして得られた結論は某社のバグである。