コミュニケーションとかを研究対象としてるとns-2というシミュレータに出会うことがあります。これ、オープンソースで無料のシミュレータで、みんながいろんな方式を提案しては、そのソースコードを提供することで発展してきた感じのものです。たぶん。
一からソースを書いてくのはたいへんだから、このシミュレータ使おう、それって超効率的!と思って使い始めたわけなのですが、このシミュレータ、複雑なところはC++で、簡単なところはOTcl (Object Tcl)で書くぜ!という勢いだったりします(ていうかほぼ強制でその2つを使わないといけない)。
OTclはいわゆるスクリプト言語の1つで、いかに簡単にプログラムを書くかというのが重視されるプログラム言語の一つなのですが、結構、、というのがはばかられるほど超マイナーな言語でして、スクリプト言語とされるほかの言語との人気の比較をGoogle先生にお聞きしてみました。
Google trends http://www.google.com/trends?q=tcl%2C+otcl%2C+ruby%2C+perl%2C+python%2C&ctab=2&geo=all&date=all
先生!OTclがみえません!せんせい!
OTclはほぼ、ns-2によってのみ存在意義を見出していたのですが、ns-2の次期バージョンns-3ではOTclではなくpythonが使われます。てことはOTclが死んじゃう!!!だれか、ぼくのOTclを守って!!ぼくの地球を守って!!