理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

コストパフォーマンスが若干


最近読んでた本のコストパフォーマンスが若干悪かった悪寒がするというお話。
このときのコスト=時間です。

make 改訂版

IDEとかだと自動でやってくれたりしますが、ソース,ヘッダファイル間等々、依存関係にあるファイルをうまく処理しようぜというツール,Makeについての解説本。
Oreillyだけあって、「それって、どうやったら役に立つの!わかんないです!」という、ぼくのような、ちょっとしか触っていない初学者が叫びたくなるようなことがらが満載の一冊。もちろん、先に行くにしたがってわかりにくくなるのもOreillyならではだし、それは自分の能力不足だからこそということに気づかせてくれるのもOreillyならでは。読んで損は無いが、得をするかどうかの見極めが難しい一冊かと。

図解 わかる!経済のしくみ―基本から問題点までまとめてつかめる


経済[学]っておもしろーーとか夏休みの特別講義で思っちゃったりしたので、とりあえず紀伊国屋で衝動買いしてみた。帯にある「圧倒的なわかりやすさ」は嘘をついていないのですが、表現するなら中学校の教科書を読んでいるような気が。個人的な意見として、敢えて漢字で表現すると「圧倒的な分かりやすさ」ではあるのだけれど「圧倒的な解かりやすさ」ではないような。図解の言葉通り図はふんだんで、述べたいことも明瞭なのに、尾を引く「わかったようなわからんような」感。3/31の阪神の勝利をどことなく髣髴とさせる圧倒的な存在感。2失点はすごいが能見はだいじょうぶだろうか。


経済学部の講義にもぐりこむ余裕もなさそうなので、経済学部の教科書を生協で買ってくるのがいいのかもしれないなと思った。お勧め本とか知ってたら教えてください。

プログラミング言語C++

著者はC++におけるK&R,Stroustrup。第3版が図書館にあった気がしたのだけれど、敢えて第2版なのは、読むのが無料だったから。C++復習しようかと。

なんつーかもう、意味をなさない日本語の羅列に意味を見出だそうとするプロセスに価値を見出せる人には超お勧め。コミュニケーション能力の重要性を嫌というほどかみ締めることができることにかけては秀逸で、老若男女絶賛の一冊。英語->日本語の翻訳工程でいったい何が起こったのだろう。。
初版発行の1993年というと、ドーハの悲劇か!確かにあれは衝撃だった!わかる、わかるよその気持ち!

素直に第3版を図書館で借りてくるのが勝ち組。