理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

就職活動を好いた惚れたで表現するとこういう感じになる


企業に惚れるってことがあるんだなーと思った。自分はもうちょっと計算高くて、もうちょっと賢いかと思ってたけど、気のせいだったみたい。いいとこばっかり見えるようになった。デメリットが見えなくなった。こういう激情に流されるとよくないのに、もうちょっと冷静に判断していきたいのに、今たぶんそういう力がない。


最初は志望度がそれほど高くはなかったのだけれど。今日、他企業の面接に行ってきて、あぁ今あの企業に惚れてるんだとはっきりと自覚した。従業員数約400名くらいの小さめの会社。日本のインターネットを作り上げたISPの子会社というと、ある程度わかる方もおられるだろうか。


超売り手市場の中、スケジュール的にも、志望度が高い某2社を残している状態で、これからそれらにチャレンジしようと思っている矢先にこういう気持ちになるとは思ってなかった。今日行ってきたのは某ISPなのだけれど、恋の相手と秤にかけるために面接を受けてきたわけじゃないのに、「私は○○社(恋の相手)とは同じ方向を向けていると思います。でも御社と同じ方向を向いていますか?」とか逆に聞いちゃう調子。


○○社の人事の方と相談させていただいたときも、「君の志望企業の中ではうちが一番リスクが高い」とはっきり言われた。でもそのリスクすら魅力に見える。今、その企業で働く自分しか想像できなくなってる気がする。気持ちに正のフィードバックがかかっちゃって、判断力を欠いたまま発散してしまいそう。