理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

頑張りってヤツは実は罠なんじゃ…

万物には裏表があって、しかも文字通り表裏一体になっちゃってるので、分けることとか無理だったりします。で、就職ミーティングとかでボスと話しながら、「頑張り」ってやつにも結構危険な罠がまちかまえてたりするのかなーと思いました。

頑張れ頑張れと学校・社会で教えられて、なんとなくこれまで頑張ってたらなんとかなる、とか、もっと悪く言うと、ぼくは頑張ったんだから悪くないとか思いながら歩んできたわけです。実際、頑張っていれば結果はそれなりに伴うわけで、結果が出るとうれしいので、遅くまでなんか頑張ってたりするわけです。極端な話、がんばってる自分は偉くて、頑張らないやつってどうなの?と思ってた節も、今までを振り返ってみると、あったりします。

ただ、今の自分の頑張りって、単にリスクを避けてるだけなんじゃ…という危機感がちょこっと芽生えてます。何時まで頑張った、何時間頑張った、そう言っとけば周りの人から「あいつ頑張りやさんだなー」とかいう評価が得られたり、そういう信頼を得とけば、あんまり怒られたりしないし、生きていくのが楽で良い感じだったりします。でもでも、そういうリスク最小化、居心地のいい環境を目指していった結果、いままさに、自分が作った"居心地のいい環境"とやらにがんじがらめにされているような、言いようのない"罠にはまっちゃった感"があるのです。。リスクヘッジしてるつもりが、じつはリスクテイキングだった、みたいな。

自分のやりたい事ってのがあるんですが、そっちをやってしまうと「頑張っている感」というのが得られません。。。結局、「○○が忙しいからいまはできない、でも後でやるよ」という話になって、いつまでたってもできなかったりしそうです。たぶん、それは

2007-06-15> 置かれている環境が劣悪なほどポジティブな理由を見出してくる心理が備わっているのだとしたら,人は本質的にMなのかなと思ったり思わなかったり. << ということなんだとおもいます。自分が好きなことをやってると精神的な負荷がないので、逆に言うと、負荷に耐えることで得られる充実感を手に入れられないという、たいへんなじたい。

というわけで、単純に頑張ればいいってもんじゃないなぁと、思いはじめたところです。川の流れに逆らって源流を目指すより、流れるままに大海をめざしたほうがいいのかなぁ。人に迷惑さえかけなければ、愚痴を垂れながら働く社会人より、やりたい事やってるNEETのほうが実はいい生き方してるんじゃ、などという雑感。あーー、Sになったらしあわせになれるかなー。