以前、「記憶力なんていらない時代だよ、googleで調べりゃいいんだからww」て話を聞いて、どどどどどどうなのそれ、って違和感を感じていたのですが、うまいこと違和感の理由付けができなくて放置してました。で、ポルノグラフィティを見習って本気出して考えてみた。
結局、「googleで調べりゃいいんだから記憶力なんて意味ない説」は、「大容量ハードディスクあるんだからキャッシュなんて意味ないよ」て話をしてしまっているんじゃないかなぁと。情報を得るための遅延ってやつを無視してしまってるのではと。知識はユビキタス、どこでも、いつでも、そしてすぐに、手に入るべきなんじゃないかなぁ。要は、
お客さん「年金管理システム作ってほしいんすけど」 SE「年金って何すかwwあ、大丈夫です、googleで調べるんで。ちょっと待って。サーセンwww」 …10分後… SE「把握したww。で?」
こんな感じ。高機能な検索システムによって情報収集能力がフラット化するんだとするなら、特に顧客とサービス提供者の関係にある場合には、遅延を小さくすることで差別化しとかないと時代に見捨てられるような。。。記憶力の意味はなくなっていそうで、実は重要性は増しているのでは疑惑。ていうか上の例だと信頼すら失くすような気も。