すごい勢いで愚痴をいいます
今日もTA。今週2回目のTAです。TAはバイトだとか言う人がいるけども、実際のところあんまし割りに合わない。TAのバイトは修士で1,200/hour。ぜいたく言うなこのうすらとんかち、と言われそうな値段ですが、実のところこれ、交通費とか入ってない。TA先のキャンパスは日ごろぼくが研究してるキャンパスじゃないので、ぼくは基本バスかAshに乗せてもらってTA先に行くことになるのだけども、だいたい片道20分くらいかかる。それで一時間とか2時間とかTAやって帰ってくるので、オーバヘッドがものすごいことになる。拘束時間と給料もらえる時間の比が!比が!!
なんて効率が悪いんだろうと、ぼくは仰天してしまった。
でまあ今日TAも行ってきたんだけども
実験のTAなんだけども、今年はすげー簡単になっている。分量にして3/5くらいになってる感じがする。
基本的に回路を組んで動かす、という基本的なお話なのですが、去年はICが壊れているであるとか、ブレッドボードの導通がよくないであるとかそういう前に、回路設計ができないよ!!!!!!という人もいて、とりあえず阿鼻叫喚の地獄絵図が展開されていて、ぼくたちTAも残業ばっかした。でも今年は、最初全部ソフトウェア上でシミュレーションしてやるから、問題の切り分けが超かんたん。うごかねーやつは設計が悪いんだ。あと、実は分量もちょっと減ってる。
分類してみる
簡単になってるといえど、やっぱり進捗には差があって、それは才能なのか経験なのかわかんないけども、こういうパターンにわかれてるっぽいです。
- TAなんていらないよ派(ひとりでできるもん派)
- 作業終わると速攻で帰るよ派(愚民ども乙派)
- 周りの人に教えてあげるよ派(TAを凌駕してるよ派)
- TA助けてください派
- ここまでやったけど分からない派(努力はしたよ派)
- 全然分からないよ派(努力もできないよ派)
- やる気もしないよ派(全部TAがやったら良いよ同好会)
- TAに聞くのは気が引けるよ派(友達に聞くよ派)
- スーパー友人が助けてくれるよ派(TAより友人大好き部)
- 友達全員分からない派(みんな分からないから良いよ派)
助けてください派とかは結構楽にカバーできるのだけれど、TAとして一番気をつけないといけないのは、当たり前だけど「みんな分からないから良いよ派」だったりする。
彼らはみんなとても仲が良さそうで、とても幸せそうに話とかしていて、見てるこちらもほくほくする感じです。とてもよい講義風景ですね。その子たちは別に不まじめなわけでもなくて、ちゃんと講義資料に目を通して悩んでいたりする。悩むことは大事だよなー青春だよなーとかワケわかんないことを考えてニヤニヤしているぼくですが、あまりに長いこと悩んでたりするので、なんとか助けてあげたい。でも、勝手に助け舟とか出すと、やる気なくなっちゃわないかなーとかも思ってしまう。悩みまくってぼくも青春みたいな感じです。
結局聞いた
その日の講義も終わってしまいそうだったので、満を持して「だいじょうぶー?」とか聞くと、「初っ端から意味わかんないですよー」と言われた。そうしている間に、ひとりでできるもん派とかの差は開いていって、学期最後になって苦しんでしまいそうなのだけれど、それを予防するのがいいのか、それとも苦しんでもらったほうが実になるのかはよくわからない。悩むところなのですが、ぼくは残業したくないので、キホンのところは教えまくったほうがいいよなーとか思った。
この長いエントリで言いたかったこと
悩んで青春しまくって、良い汗かいて、おいしいご飯食って寝る。