理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

Effective Perl

1年前くらいに一度読んでたのだけども、図書館で見つけたからまた借りてみたとかそういう出会い。


学部3年でPerl習うんですけども、これといって体系立てた講義があるわけではなくて、「スクリプト言語使ってみましょうか」の姿勢です(その時点で学部で学ぶ言語はPascalとCだけ。おまけでVHDLとPrologが少し)。テキストファイルからtexソース作れ見たいな課題だった覚えがありますが、そういうわけなので周囲では

for(my $i = 0; $i < $#array; $i++) {
    $sum = $array[$i];
}

とかそういうコードが散見されておりました。ていうかぼくも、ろくにPerl学ばずに「Cとかと同じ風に書いてりゃいいんだろ」とかそんな風に思ってたし、上のようなコードを書いてた。


まー動けば良いといえば良いんだけれど、各プログラミング言語には慣習みたいなものがあって、その慣習に沿わない限りはある種、そのコミュニティに関して余所者のレッテルをはられる実情がある(たぶん)。それはわりかし残念なことかもわからないのだけども、まー実情が実情だししょうがないのかもわからない。ただ、やっぱりその慣習には従っときたいよな、というときにとる本として、「初めてのPerl」とかよりはうまくまとまってる気はしました。内容はそれほど濃くなくて、「プログラミング言語Perl」よりはずっと軽い。相当軽い。2回目だし、新しいことが学べたかというと、それほどなかったけども。「初めてのPerl」の次くらいに読むと、良い感じかなーとかそういう感じ。


ISBN:4-7561-3057-7:detail