Cisco デバイスにおけるコンフィグレーションレジスタは,ルータのブート方法を制御するためのレジスタである.デフォルト値は 0x2102 で,現在の値は
||
show version
||< の出力の最後で確認できる.
値の変更は,
||
config-register 0xdddd
||< で行う.最後の 4 bit が 2 であれば,NVRAM にある startup-config を解析し,boot system コマンドを探す.boot system コマンドは,IOS が格納されているファイルを指定するコマンド. ||
boot system {flash|rom|tftp} file
||< boot system コマンドが startup-config に見つからない場合は,FLASH 内の最初のファイルに IOS が入っているものとする.
パスワードを復旧するときも,コンフィグレーションレジスタの値を変更する必要があるが,そのときは ROM モニタモードからレジスタ値を変更する必要がある.
|| ; for Cisco 1600/2600/3600 rommon 1> confreg 0x2142 rommon 2> reset ; for Cisco 2500 o/r 0x2142 i ||<