**フレームリレー -カプセル化設定を行う際には,2 つのオプションがある. --当該インタフェースの全ての VC に ietf のカプセル化を設定する
|| (config-if)# encapsulation frame-relay ietf ||< -単一の VC にカプセル化を設定する || (config-if)# frame-relay interface-dlci {dlci} ietf ||<
**サブインタフェース ポイント to ポイントの各 VC に IP サブネットを割り当てる場合には,point-to-point オプションを用いるのを忘れないこと.PVC と DLCI の対応付けも忘れない.
|| (config)# interface serial0/0/0.1 point-to-point (config-subif)# frame-relay interface-dlci {dlci} [capsulation-type] ||< 当然ながら,マルチポイントの場合は,multi-point オプションを忘れない || (config)# interface serial0/0/0.1 multi-point ||< ***LMI
LMI タイプの設定は物理インタフェースに対して作用する (サブインタフェースではない)
|| (config-if)# frame-relay lmi-type {lmi-type} ||<
PVC のステータスとしては以下の 4 つがある. -Active (LMI による認識) -Inactive (LMI による認識) -Static (LMI が無効化されていた場合) -Deleted (スイッチからの LMI に PVC の情報がない)
***Cisco ルータのデフォルト -LMI タイプは自動で検出 -カプセル化は cisco -Inverse ARP はデフォルトで有効
***検証コマンド -PVC の状態表示 (ACTIVE になっているか) や,DLCI の表示,[FB]ECN の数など.
||
show frame-relay pvc
||< -IP アドレスと DLCI のマッピングの確認 ||
show frame-relay map
||< LMI タイプ,カプセル化の設定.これで表示されるインタフェースは,frame-relay のカプセル化が設定されたもののみ. ||
show frame-relay lmi
||<
***トラブルシュート まずは ping.ping の疎通確認によって,Layer 3 の問題なのか,Layer 2 (Frame-relay) 以下の問題なのかを切り分ける.
Layer 2 以下の問題だった場合: - アクセスリンクにおける Layer [12] の問題なのかどうかを確かめる (up and up になっているかどうか) --カプセル化の設定 (encapsulation frame-relay が行われているか) --LMI タイプが DTE-DCE 間で一致しているのか --keep alive は有効か
||
show interfaces
show running-config
show frame-relay lmi
||< -疎通できなかった ping の宛先アドレスがどの PVC に関連しているのかを突き止める. ||
show ip interfaces brief
show frame-relay pvc
||<