理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

ぼくが元気に実行中の「ありがとう運動」の話

去年あたりから意識して実行に移しているところなのですけども,テキトーに "ありがとう運動" みたいなのをでっちあげて,一人で元気に実行するなどしているところです.

ありがとう運動とは

ありがとう運動というのは,「すみません」とか言うかわりに「ありがとう」と言おうという運動です.
たとえばぼくがセブンイレブンに入るとき,セブンイレブンから出てきたおっさんが扉をあけておいてくれたとして,ぼくがこの親切おっさんにかけるべき言葉は果たして「すみません」なのでしょうか.
もちろんそんなはずはない,そうであってはならないと,みなさんも強く思われたことでしょう.
「すみません」というのは礼儀正しそうに見えて卑屈な言葉で,別にぼくは悪くもないのに謝ってしまってるし,なんか悪いことをした気分になる.悪いことをしたから,このまま刑務所かなーとか,シベリアに拘留されたらサブいよなーとか,そんな風に最終的にはぼくの魂はムダに国境と時代を超えてしまうし,そういうのはエネルギーの無駄だ.
親切おっさんも,「なんでこの人謝ってるんだろう,あー悪いことさせちゃったなー」とか申し訳なくさせるし,結果として次は扉を開けなくなって,そういうのが積み重なると,ぼくが「ありがとう」でなく「すみません」と言ってしまったばっかりに,社会が悪い方向に動きだしてしまう.
そういうわけで,ぼくはとにかく大げさであっても「ありがとう」というし,頑として「すみません」とは言わないようにしたいと常々おもっているのです.