理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

電子書籍は風呂で読むもの

風呂というのは毎日において唯一の心休まる時間なわけで、この時間こそ読書に使いたいという方も多いことでしょう。
ぼくももちろんそういう人間なのですが、この間、O'Reilly 本を風呂に持ち込んで勉強するぞーと意気込んだ挙句に浴槽でうたた寝などをしていたところ睡魔に襲われ、幸せを掴むはずの手の握力がなくなり、O'Reilly 本を浴槽に落とすなどといった悲劇が生まれました。
人類は、このような悲劇を二度とくりかえしてはなりませんし、尊い犠牲を無に帰してはならない。ぼくはガビガビになった O'Reilly 本とのセピア色の思い出と、ともに連れ添った時間を思い起こす度に、その想いを新たにするのでした。


しかし、そんなことはどうでも良い。
このエントリでは、ぼくが iPad の防水ケースを買いましたので、それをただただ自慢するだけです。
防水ケースを買ったところで、防水ケースに入れた iPad を浴槽に落とせばさらなる地獄絵図が待っていますし、問題は何も解決していません。人類は再び、このような悲劇を繰り返すんだと思います。眠いときはさっさと寝ろ。物を持って風呂に入るな。

さて、ぼくははじめてガジェットを風呂に持ち込む栄誉に与ったわけですが、防水カバーはわりと使える。
この製品は、3 層ジッパー構造を取っていて、理解力のないみなさんに 3 層ジッパー構造を丁寧に説明すると、3 層ジッパー構造とは、3 層のジッパーがついている構造です。
ですから、少々シャワーの水が飛び散ろうが、みなさんの夢が弾け飛ぼうが、そんなことは iPad にはノープロブレム。まったく影響しません。さすが iPad だ。未来を生きてる。
また、iPad にはカメラも搭載されているのですが、この iPad 防水ケースは当然のようにちゃーんとカメラにも対応してあり、風呂の中でもちゃんと写真も動画も撮れる。すばらしいですね。地平線すら飛び越えた広大な未来が広がります。風呂でいったい何の写真を取るんだ。取った瞬間フォトストリームというクラウド奔流に乗るし。未来だ。未来すぎる。高度に発達した浴室空間はクラウドの上と見分けがつかない。

そういうわけなので、眠いときはツイッターとかで遊ぶ前にさっさと寝た方がいいと思います。
あと、水滴が強化ビニールに付いた後乾くと水滴の跡がのこるので、Retina Display じゃないとダメだとかいう目の肥えたお客様には、そもそも風呂で防水カバーを付けた iPad で本を読むという行為は向いてないと思います。おわり。