理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

マネジメントしてたチームが解散して。

マネジメントしている複数のプロジェクトのうち 1 つが一段落して、チームが解散になった。みんな今日が帰任日。
ぼくの席まで挨拶に来てくれて、それでお別れ。

締切までが非常にタイトな案件で、いろいろな仕様変更も発生して、機能追加もたくさんあって、特に前半は大変だったと思う。終電まで頑張ってもらったりもした。作ってもらったドキュメントを、レビューして、つっ返したりもした。
ぼくは結構気分にムラがある方で、自分が忙しくなると人に対する思いやりを忘れがちになる。態度にも、度々そういうのが表れていたと思う。嫌な気分になったのも何度となくあったと思う。
それでもみんな、ちゃんと付いてきてくれた。おかげで、なんとかリリースを迎えられた。

明日にはもう、あのチームの席には誰も座っていなくて、ケーブルの抜かれた使用者のいない PC が整然と置かれているんだと思う。ぼくの席には、メンバーから返してもらった入館証が置かれていて、アシスタントさんに「帰任した人のぶんです」って言って返すんだと思う。あのチームが結成されることはもう二度となくて、ぼくはみんなが残してくれたドキュメントをちょっと修正しながら、VCS にコミットしていくんだと思う。
今日はあまりにも寂しくなったから、明日は早朝作業なのに、時間ギリギリまで仕事した。
みんなが書いてくれたドキュメントの文言を修正するたびに、ここ頑張って書いてくれたなーって思い返すことになって、ちょっとつらくなった。余計な文字を消すたびに、冗長な表現を直すたびに、思い出を消していく感じがして、またつらくなった。

ちょっと泣きそうになった。ひさしぶりに寂しいって思って、あぁ自分にもまだこういう感情が残ってるんだなって思った。
もう二度とないんだけど、あのチームでまた仕事したい。これ書いてて、また泣きそうになった。