例に違わずうちの会社も基本 Windows マシンが支給されていて、まぁやっぱり多数の人が cygwin を入れていたりします。
cygwin にはいくつか cyg* で始まるプログラムが付属していて、cygstart とかはわりかし有名ですが、わりとマイナーなツールに cygpath がある。この cygpath って使い様によってはわりかし便利なツールになります。
cygpath は何者なのか
見てもらった方が早い。
$ pwd /home/y-kiri $ cygpath -w `pwd` C:\cygwin\home\y-kiri $ cygpath -u 'C:\cygwin\home\y-kiri' /home/y-kiri
というわけで、cygpath は (cygwin が使う) UNIX 形式のパスと Windows のパスを相互変換することができます。たとえばホームディレクトリの .zshrc をメモ帳で開きたいってとき、メモ帳は UNIX 形式のパスを理解できないから、以下はエラーになる。
$ notepad.exe ~/.zshrc
こういうときは cygpath を使う。
$ notepad.exe `cygpath -w ~/.zshrc`
ほか
そこそこオプションは豊富ですが、ぼくは基本的に -u、-w あたりしか使わない。