ぼくの家の Linux はもっぱら fedora だった (研究室で流行ってたので) のですけども,ちょっと Ubuntu を使ってみようと思い立ちました.思い立ったが吉日ですからさっさと fedora 消して,ぼくは Ubuntu をインストールしてやったぞ!!
パッケージ管理システム
fedora を始めとする Redhat 系ディストリビューションはパッケージ管理システムとして yum を使う.yum はスゴい使いやすいものですが,Ubuntu を始めとするディストリビューションは yum ではなく apt を使う *1.でも "yum provides" に対応するものが apt だとないっぽいぞ!
これは困ったと思ってぼくは途方に暮れましたけども,なんかネットの海を彷徨ってると apt-file ってのがあるらしい.
- 特定のコマンドやファイルがどのパッケージに含まれているかを検索できる"apt-file" - 元RX-7乗りの適当な日々
- そこでapt-file searchですよ - http://rubikitch.com/に移転しました
あるらしいので調べるぞ!!
使い方
インストールしたばっかしのときは,パッケージに何のファイルが含まれているかとか分かりませんから,まずはそういうのを取得しましょう.てことで update してやる.
$ sudo apt-file update
何も出力とかなくて正常終了する.
そしたらもう使うだけですね.基本的には search コマンドを使って,ファイルがどのパッケージに含まれてるかを調べます.
$ apt-file search /etc/bash_completion | head apache2.2-common: /etc/bash_completion.d/apache2.2-common apt-file: /etc/bash_completion.d/apt-file apt-show-versions: /etc/bash_completion.d/apt-show-versions atool: /etc/bash_completion.d/atool bash-completion: /etc/bash_completion bins: /etc/bash_completion.d/bins boinc-client: /etc/bash_completion.d/boinc bzr: /etc/bash_completion.d/bzr bzr: /etc/bash_completion.d/bzr.simple cdcd: /etc/bash_completion.d/cdcd
dpkg -L に相当するものも用意されていて,これでインストール前に,このパッケージには何のファイルが含まれてんのかなーてのも分かるようになる.
$ apt-file list cdcd | head -3 cdcd: /etc/bash_completion.d/cdcd cdcd: /usr/bin/cdcd cdcd: /usr/share/doc/cdcd/NEWS.gz
とても良い感じですね.
*1:yum も使えないわけじゃないけど