前にかいたとおり,ぼくは齢24にして多大な借金を背負いながらも,懸命に社会という大海を泳いでいます.お金を貸してくれてるのはJASSOというところなんだけど,JASSOの中の人はとてもやさしくて,その借金を返さなくてもいいようにしてくれる制度を用意してくれている.ぼくはなんとか,カッコいいJASSOの中の人たちにぼくはがんばったんだーということを伝えるために,日夜書類の用意に余念がない!!みんなが遊んでいるときにぼくは書類を書いたり,みんなが研究しているときにSANSPOを見たり,みんなが働いているときに昼寝したりしてるんだ!!!
その申請書類のなかでは,ぼくはこんなにがんばってて,こんなにスゴいやつなんだぜ!というのを書かないといけない.自分を褒めるのはとても難しいですけど,その気になればいくらだって嘘がかける.
「ぼくはこの2年間で5000本の論文を学術論文誌に投稿しました!!全部で1億回引用されました!!」
とかそんな感じです.もちろんJASSOの中の人はカッコいい上に聡明ですから,こういうのはもちろんダメで,ちゃんと証拠書類が請求される.成績に対しては成績証明書が必要ですし,科研費に関わっていれば,それを記述した論文とかがいるっぽい.ティーチング・アシスタントを業績として含めたいなら,その雇用証明みたいなのが必要なのです!
もちろんぼくはご期待に沿って,雇用証明とか普通に紛失していますからいろいろ大変なんですけど,カッコよくて聡明で目力のあるJASSOの中の人に,ぼくの頑張りがとどくように頑張っていて,この頑張りも届けばいいのになーとか思っているのです.