引っ越してから、引越し先の郵便受けずっと暗証番号わかんないしマジ開かずの間と化してるしヤバかったです。
郵便受けはダイヤル式で、右に何回回した後、左に何回回すみたいなかんじ、ですから 2 桁の数字さえ分かればいいわけですけど、その 2 桁の数字、契約書にも書いてなかったし、管理会社に問い合わせても「えっ知らない…」みたいなかんじです。
こうなったら 99 通りだか 100 通りだか根性でやり通せばなんとか開くわけですから、おれはブツブツ言いながら 40 通りくらい金具をガチャガチャやりながら試しまくっていたところ、隣人が出てきて冷たい視線で見つめてきたから、心が凍りそうになりました。
ぼくはただ自分の部屋の郵便受けを開けたいだけなのに、なぜこのような悲劇が起こるのかよくわかりませんし、郵便受けすら開けられないぼくに、人生の活路も夢への扉も開けるはずがございやせん。悲哀を身にまとい絶望に打ち拉がれて、冬空の下でダイヤルをガチャガチャいじってたら、なんかよくわからんうちに郵便受けが開いて大量の郵便物が出てきたのでとてもよかったとおもいます。諦めない気持ち大事。
