ジジというのは、魔女がぬいぐるみを落としてその縫いぐるみを探しまくっている間に、ぬいぐるみの身代わりになってすごい勢いで汗をかきまくっていた由緒正しき猫なんですけど、そんなのはどうでもいい。
ここ数日、研究科のエレベータにジジが住みついていたのでした。
このジジはいつもテキトーなところに居座っていて、上の写真みたく手すりに乗っていたと思ったら、壁と防護材の間の隙間に入っていたり、緊急電話の上に乗っていたりして、すごくヤンチャなやつです。
確かにジジは黒猫ですけど、人の前を横切ったりはしない。
いつもヤンチャに振舞っているけど、そういうところはしっかりしてて、だからジジはみんなから愛されているのです。
宮崎駿なんかはキキの代わりにジジを主人公にして映画作るべきだったんですけど、あんまし見る目がなかった。
誰からも愛されて、宮崎駿も愛するステキなジジだったんですけど、住み着いてから3日くらい経ったあと、忽然と姿を消しました。
ぼくはいてもたってもいられなくなって、昼ごはんを食べるのを忘れてTAに行くくらい混乱してたんですけど、みんな悠々と研究を続けている。
研究する暇があるんならジジを探せ!!
みんなが全然探す気を見せないから、ぼくは今風呂にも入らずにこうやって怒りの丈をぶちまけなきゃいけない。ぼくが風呂に入れないのはみんなのせいだ!
ぼくがジジを探せとか良いことをいっても、おまえに言われたくないとかいって探さない人がいる。
良いことは誰が言っても良いことなんだよ!!
そんなことをぼくが真っ赤になって言っても、分からず屋は分からないから分からず屋とか言われているので、ホントどうしようもないですね。
一応言っときますけど、ガンジーもこんなことをいっている。
国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。
マハトマ・ガンジー - Wikiquote
"The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated."
この言葉をかみ締めて、みんなジジを探しまくるべきですね!