保育園から電話があり、子供の耳から汁のようなものが出てきたとのことでした。 耳鼻科に連れていくと、副鼻腔炎から中耳炎になったとの診断です。
中耳とは
そもそも中耳とは何でしょうか。
耳は大きく、外耳、中耳、内耳という3つの部分に別れています。
耳の機能と構造より引用
中耳の役割は、鼓室にある耳小骨により音を増幅して、内耳に伝えることだそうです。
中耳炎とは
中耳炎にはいくつか種類があります。
- 急性中耳炎
- 慢性中耳炎
- 滲出性中耳炎
- など
いずれの種類の中耳炎も、多くの場合は鼻から耳への細菌感染によるものだそうです。 中耳腔に細菌が入り炎症を起こす。代表的な症状は発熱や耳痛であり、進行していくと鼓膜穿孔が生じて耳だれが発生します。
うちの子供の「耳痛」には気づきませんでしたが、数日前には確かに39℃前後の発熱がありました。 今回の診察においても「鼓膜に穴が空いていたようだがすでに塞がっている」という所見もいただいており、また、「汁が出た」というのも耳だれによるものでしょう。
小児急性中耳炎診療ガイドラインが発行されていますが、その中での急性中耳炎の定義は「急性に発症した中耳の感染症で、耳痛、発熱、耳漏を伴うことがある」とされています。
今回いただいたのは「中耳炎」という診断でしたが、上記の中では「急性中耳炎」に該当するということでしょうか。
最近は鼻水をすすることも多かったので、その過程で鼻から中耳へ細菌が混入したというのも納得がいきます。
