実は、昨年の年末から子どもが入院していました。
12月中旬から断続的に熱が出ていて、学校を休んだり行ったりの繰り返し。僕も時々会社を休んで看病をしていたのですが、病院で診てもらってもインフルエンザではないし、とりあえず薬で対処療法をしながら様子を見ましょう、という日々が続いていました。
ところが二週間ほど経っても良くならず、さすがに長引きすぎだよね、となって再度詳しく血液検査を受けたところ、「ちょっとおかしいね」という結果が出たんです。そこで紹介状を書いてもらい総合病院へ行ったら、そのまま即日入院に。耳や首も痛がっていて、ずっと泣いていたので、こちらも気が気じゃありませんでした。ちなみに入院になったのは12月25日。なんというタイミングのクリスマスか。
主治医のお話によると、「CRP(C反応性タンパク質)」という値が高く、体内でかなり炎症が起きている可能性があるとのこと。僕も「CRP」という単語は初耳だったので、ChatGPTで調べてみました。どうやら肝臓で作られるタンパク質で、炎症や感染症があると血中濃度が上がる指標なんだそうです。原因はまだはっきりせず、細菌感染が疑われるということで、抗生物質の点滴を5日間ほど続けて経過を観察することになりました。
入院中は付き添いが一人しかできないので、妻と1日交代で病室に泊まっています。僕自身は入院したことがないので、子どもの不安やつらさを想像すると胸が痛いんですよね。実際、初日はまったく元気がなく、笑顔もほとんど見られないし、ごはんに手をつける余裕もない。座るだけでもしんどそうで、ずっと横になっていました。原因がわからない不安や、もし症状が悪化したらどうしようという心配で、僕も妻も気が休まりません。交代で帰る家は誰もいない静かな空間なので、かえっていろいろ考えてしまって落ち着かない。
でも、2日目には少し元気が戻ってきて、笑顔を見せたりできるようになりました。3日目にはかなり回復して、YouTubeを見たり、Nintendo Switchで遊ぶくらいの余裕も。こうして子どもの笑顔が戻ると、やっぱりホッとした。それでも、CRPの値がしっかり下がらないと退院は難しいそうで、年越しを家で過ごせるかどうかは微妙なところでした。でも、お医者さんや看護師さんも「年末までにおうちに帰れるといいですね」と声をかけてくださるので、それだけでも少し気持ちが軽くなります。
結局、年末に退院できることになり、家でも抗生物質の投与は続いているんですが、すでに元気な状態です。年越しも家で迎えられました。 こうして無事に年越しを家族で迎えられて結構ホッとしています。健康のありがたさを実感しますね。子どもを支えてくださったお医者さんや看護師さんに感謝。そういえば子供、ダラダラできるから退院したくなかったとか言ってたわ。