理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

英語の勉強法

アメリカもそうでしたけど,イギリスももちろん英語ばっかしで,わりかし苦労をしたのでした.
おまえもっとゆっくり話せよ生き急ぐなよあほか,みたいな早口な人ももちろんいますけど,べつに早口だから英語が聞き取りにくいとかそういうわけでもない.
ゆっくり話してるけど,こいつ何話してんの,ていうかそれ英語なのあほかみたいに,ゆっくりだけど聞き取れない人もいて,なにが聞き取りにくくしてるのかなって考えてました.


よくよく考えてみた結果,やっぱし単語の切れ目がわかんないんだよなーって思ったよ.
特にネイティブとかフランスの人とかに顕著な気がするんですけど,完全に助詞とかが前後の英語とくっついてる感じに聞こえて,単語が分かれて聞こえてこない.
ぼくの頭は多分聞こえてくる単語の意味と順番で英語を理解しようとしていて,単語が切り分けられないとお手上げっぽいのです.
そういう意味では,日中韓の人の英語とか,あるいは日本で暮らしてる外国人の人とかはだいたい単語間に明確な空白があるので分かりやすい気がする*1


そういうのを基に,今後どうやって英語を勉強すればいいんだろうとか考えてみましたけど,単語間の結び付きをもっと自然に分かるようになればいいのかなって思っています.
一連の単語の流れを,新たな一つの単語として受信できる感じになれればいいのかなと.
だから,単にリスニングだけするよか,語彙というか単語の使われ方というかそういうのにもっと慣れることが必要なんだと思ったりしてるのです.


あと,これは話が変わるんですけど,英語の発信能力ばっかし磨いてもコミュニケーションはできないなって感じました.
take とか make とかの用法さえ覚えておけば会話できるよって話もときどき聞きますけど,半分は当たってて,半分は違うんじゃないかなーっていう印象を持ってます.
簡単な単語の用法だけ覚えておけば,発信,意思を伝えることができるっていうのはホントのような.
でも,受信,相手の言ってることを理解することとかはたぶんできない.
結局,会話としては成り立たなくて,自己主張とかしかできなくなる.


中学校での英語学習とかリスニングに重点が置かれすぎてて,もっと発信能力を鍛えるべきだっていう話もありますけど,マジでネイティブと対等に渡りあうのが目的でなければリスニングとかの方を鍛えるのは間違ってない気がするけどなー.

*1:長期間日本で暮らしてる外国の人は,こういうのを感覚的に分かっているから,わざと単語間に(若干だけど)空白を挟んでくれているような気がする