e-mobile の 2 年契約が終了しそうだったので、これを機に Pocket Wifi を購入しました。これでぼくのネットストーキングが、より快適に、より迅速に進化していくことが約束されましたから、みなさんもさぞお喜びのことでしょう。
Pocket Wifi を一週間使った感想としてのこれまでの D02HW との大きな違いは、やはり「モバイルルータになる」というその一言に尽きるかと思います。D02HW にぼくが求めた機能は「1 PC からのネット接続」でした。事実 D02HW は、その要求を 2 年間叶え続けた優れたデバイスだったと思います。snow leopard 64 bit 対応が遅くてスゴいイライラしておなかが痛くなったりしたけど、それ以外に不満をもったこともとくになかった。
D02HW を使ってインターネットに接続できる端末は、基本的には 1 台でした*1。しかし、Pocket Wifi はモバイルルータですから、デバイスそのものが多数クライアントをサポートします。これによって、ミスドで MacBookPro と iPhone を無線 LAN に接続し、並行ネットストーキングをする、などといった高度な一方向コミュニケーションが可能となります。
かつてぼくが思い浮かべていたユビキタス環境は、街中どこにでも公衆無線 LAN が張り巡らされていました。少なくとも東京は、そういう方向に進んでいっているように見えます。しかし e-mobile は、無線 LAN をモバイル化することによって、その環境を実現しようとしているというのか…!!
Pocket Wifi は自己主張の苦手な草食系男子の味方です
草食男子というのは自己主張が苦手ですが、この問題も Pocket Wifi が解決します。
Wifi には SSID があるので、ステルスモードになんか設定せず、SSID に自分のハンドルネームをつけて、イベントにくりだしましょう。参加者は iPhone などで無線 LAN の SSID を確認し、「あーあなたは kiririmode さんですか」などといった円滑なコミュニケーションが期待できます。多数の人間が集まるイベントとかだとこの方法は破綻しますし、無線 LAN の干渉ありまくりで危機的状況に陥りますが、そもそも自己主張の苦手な草食系男子は数百人が集まるイベントになんかいきません。行かない。ですからまったく問題がない。すばらしい。
まとめ
休日におけるミスドには、kiririmode-wifi なる SSID の無線 LAN が存在します。
*1:もちろん、D02HW をつなげたノート PC をアクセスポイントにするなどで、多数のクライアントをネット接続することは可能