理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

iPad が家に来たところを想像してみた

あと一週間で iPad です。もう寝ても覚めても iPad のことしか考えられないし、ノートを見るとこれ iPad かなって思うし、夜寝ると毎日必ず iPad の夢を見る、そんな人は完全に病気ですから、早起きして日光とか浴びて汗かいて運動したほうが良いですよ。

ところで iPad どう使おうかってマジメに考えるんですけど、やっぱし一番の用途としては本を読むってことだと思うんです。電子出版によって書籍代が安くなる、みたいなのはもちろん嬉しいですが、むしろぼくは 1kg を下回るデバイスの中に、事実上無限に等しい本数が詰めこめられ、iPhone よりもはるかに大きな画面で読めるということに大きな魅力を感じています。

日頃の本の読み方

ぼくはわりかし、その日の気分によって読む本を変える性質で、休日はほぼ毎回違う本をカバンに入れてでかけています*1。しかし、2, 3 時間も 1 冊の本を読んでると、今度は別の本が読みたくなる。だから別の本もカバンの中に入れておかないとダメだ。こんなのが積もり積もると、カバンの中が本で一杯になります。いやマジで重い。自転車のカゴなしには移動できない。本の荷重で人が死ぬ。

また、家の中で本を読んでいても同様です。技術本を読んでいたが飽きてきた、じゃぁ次は文庫本でも読もうか、となっても、文庫本の入っている本棚まで行くには 1、2 歩ほど歩かないといけません。これはマジでめんどい。ぼくはだいたいベットの上で異常な姿勢でもって本を読みますから、文庫本を読むためには、まず姿勢を整え、ベッドから降りて、1、2 歩歩いて技術書を本棚まで戻し、文庫本を取ってベッドの上に戻ることになる。読書というのは一生の趣味にできる素敵な時間つぶしですが、こんなのが一年も十年も続くと大変です。明らかにムダな動きだし、こんなのを続けると過労と疲労によって人が死ぬ。人が死ぬのはよくないです。なんとかしなければならない。

iPad が全てを解決します

どうやったら人が死なないかなって考えてみると、iPad がくると問題は解決することがわかります。iPad の中にとりあえず本をブチ込んでおけば、1 kg 未満の荷物で済むし、ベッドと本棚間をムダに往復しないで済む。いつだって好きな本が読めます。これで人は死にません。
このように iPad を手に入れることで、全ての問題が解決します。米軍基地は iPad の中に作ればいいし、おれの寝違えた首も iPad をかざせば一発で治る。おじいちゃんの病気も治るし、宝くじも当たるし、身長が 5 cm 伸びる。iPad スゴい!!!!!

このように iPad がくることをぼくは心待ちにしてますけど、iPad が来たからといって身長が 5 cm 伸びるわけはないです。みなさんもっと冷静に物事を見つめたほうがいいですよ。

*1:でかけるのは、家だと集中して読書できないため