Java については、いままでずっと中途半端にやってきたもので、Eclipse で良いんじゃねということで Eclipse でしか書いてなかった。
(大学の頃は、JDEE を使って Emacs で書いていた(使えという指示だった気がする)けどさすがに苦行だった)
現代の Java の IDE は IntelliJ IDEA を使うのが良いというのは割と共通認識ぽいし、まわりでも IntelliJ を使う人が多い。 このような状況から、ぼくもそろそろ乗り換えないとマズいんだろうなぁと思う節もあり、最近出版されて Twitter でも良くみかけた IntelliJ IDEA ハンズオンの本をこの年始に読んでみました。

IntelliJ IDEAハンズオン――基本操作からプロジェクト管理までマスター
- 作者: 山本裕介,今井勝信
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2017/11/08
- メディア: 大型本
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内容としては、本当に IntelliJ IDEA という IDE そのものの機能にスコープを当てた内容であって、そういう意味では Eclipse の以下の本と同列にある本だと思います。
![JavaデベロッパーのためのEclipse完全攻略[4.x対応版] JavaデベロッパーのためのEclipse完全攻略[4.x対応版]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/616I3atMQKL._SL160_.jpg)
JavaデベロッパーのためのEclipse完全攻略[4.x対応版]
- 作者: 石黒尚久,永井正昭,テクニカル書籍編集部
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/09/26
- メディア: 単行本
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総じて、そんなに覚えることは多くないんだという印象。IntelliJ 自体が空気を読んでくれる (Intention Action: いわゆる DWIM) こともあり、それに任せていれば、最初の壁は突破できるんだろうなぁと思いました。
公式サイトやヘルプでいくらでも必要な情報が入手できる中であってもこの手の本が有用なのは、「最初に」必要な情報を分かりやすく説明してくれることにあると思っています *1。 書籍の中にも書いてあるように、IntelliJ は必ずしも初心者向きの IDE ではないので、ぼく自身、実際、最初に DL して使ってみたときはその使い方に戸惑いました。 どこから入っていけば熟達していくのかな、という迷いもあって、なかなか本格的に導入しようとできていなかったので、その意味でも買っただけの価値はあったのかなぁと思っています。