理系学生日記

おまえはいつまで学生気分なのか

散髪時における日本人的感覚

髪を切ってもらいに美容室なり理髪店なりにいく場合、もちろん「今日はどういう感じになさいますか。」と聞かれた後で、「前髪は」「襟足は」とかいう質問がサブマシンガンの如く飛んでくるのだけど、いっつもこういうときに言葉に詰まる。髪を切りにいきたいから髪を切ってもらいにきたという、脳ではなく脊髄で考えましたみたいな、単純な考えしか持たずにいっているわけなので、答えなんぞ用意しているはずもないのである。授業中に「答えが分かる人!」という問いに対して、みんなが手を挙げてるから、答え分かってないけどじゃぁおれも挙げるか、というときに指されるという場合と状況は酷似している。やばい。というわけで、「あ、適当に短く」とかいう、あぁこいつ適当に考えたんだろうなぁと言う適当な回答にしてしまうのだけれど、こんな回答をされた日には美容師さん大変だろうなぁ、とか思う。


他の人ってどういう回答されててるんですかね。
「襟足は○cm切って、前髪はこんな感じで、色は黒と茶色を8:2で混ぜた感じ」だとかそういう詳細なオーダーを出しておられたり、「トップはエビちゃん風、でもサイドはのだめ風」とか、具体的名前を出しておられたりされるもんなんですかね。よく分からんけど。


まぁ、ぼくのようなオーダーをされて美容師さんもたいへんだなぁと思ったのと、美容師さんの弁によると「60万あった貯金をパチンコでスって1万にしてしまった。いつもこうだ。あぁでも外車ほしい」ということであったので、やっぱりたいへんだなぁと思ったのであった。