ぼくは常識に従順に生きる常識人で、世の規範みたいなのを文句なしに受け入れたりしてるんですけど、世の中にはいろんな人がいまして、「まず常識は疑いましょう」とかカッコいいことをぬかしたりする。カッコいいのはいいんだけど、世の中には順序があって、まずおまえの身の回りのことを片付けないと、他の人に考えを説くなんてのはムダ!! クソ!!! カス!!!! 常識を疑うんだったら、まずこのクソ暑いのに服を着ることを疑いましょう。
冬は服を着よう!!
冬に服を着ることには合理性があります。冬に服を着ないと寒いし風邪をひく。寒いし風邪をひくのに裸で外を駆け回るなんていうのは狂気の沙汰ですし、どこか頭がおかしいかもしれません。服を着ると、肌と服の間に空気の層ができて良いかんじの断熱材になったりしますし、さらに重ね着をすると空気の層がどんどん出来てマジ快適になる。そういうわけですから、冬はガンガン重ね着をすればいいとおもうし、20 枚くらい重ね着をすると冬将軍とか余裕で陥落させたりできる。そういうわけで、冬は服さえあれば天下統一できるということになります。
夏に服を着る
しかし、夏に服を着るのは謎です。夏というのは暑いですから、なんかムダに暑くなる服とかいらねーんじゃないか。
こういうことを言うと決まって、夏の暑さを断熱する空気の層が必要だから、服は必要ですみたいなことを言われるんだけど、そんなんだったらまず、シャツをズボンに入れて空気の層を守りぬけ。
もちろん服を着ないすっぽんぽんの状態で公道に飛び出しますと、それはやっぱしどこかおかしいし、環境権の侵害だし、この美しい地球に対する挑戦だし、完全なる環境破壊です。最近ガンガン過激になってるエコ団体とかが、おまえの命を狙いだす。とても危険です。すっぽんぽんで飛び出すと命が危ない。
ですから、隠すべきところは隠さないとダメだ。そういうときのために水着がある。水着は 1800 年代からある歴史あるもんだし、なんか使う資源とか少ないから、エコ団体とかもニコニコです。常識を疑う人は常時水着着用からはじめましょう。