あいかわらず量子力学の秋です。
新書に近い読み物。カバーしている範囲としては昨日(ref:2011-10-09)とほぼ同じなのですけど、素粒子の話がちょっと多くなってます。14 章からずっと素粒子ですね。
- 人類が初めて量子と出会う
- 電子の示す神秘的な量子性
- ド・ブロイのひらめき --物質波の仮説と栄光--
- これが量子力学の基礎方程式だ!
- 古典的現象と量子現象の連続性
- 電子の神秘性はこうなっている!
- 量子は二種類に分類される
- カマリング・オネスは見た --超伝導現象--
- ビーカーが塗れる? --超流動現象--
- BECが実証された! --希薄気体の量子凝縮--
- 自然界の四つの普遍的な力
- 量子効果から生じる力
- 地球からの引力に量子効果が見えた!
- 陽子の内部構造がわかった!
- クォークの始まり
- クォークを検証する実験
- パウリの予言と成功
- ニュートリノ物理学の誕生
- ニュートリノは振動する
- 太陽ニュートリノ実験とカムランド実験
図やグラフはかなり入っているんですけど、ぼくの頭がわるいのか説明がわるいのか、その図で何が言いたいのかはなかなか読みとれませんでした。一方で、文章の説明は読み手が疑問に思うことを細かく拾ってくれていて、昨日の本に引き続き飽きさせず集中して読めます。
しかし、やっぱしどの本みても素粒子の話になってくると途端にわからなくなるのなんとかしたいです。。。。