最近は仕事のほうで、アプリケーションのみならずサーバを含めたインフラ側を扱う機会が多くなり、残業時間が高止まる一因になっています。
これまでは運用チームと呼ばれる別チームにお願いしていた作業を自分で実施することになり、その手順の作成から切り戻し方法の確認などに時間を要している現状で、なんとかならんものかなぁと思って、Linux サーバ Hacks と その続編である Hacks 2 を購入しました。
IT 業界は技術の流行り廃りの激しい業界と言われる点は真なのですが、一方で、核となる技術は変わらないという点もまた真です。物理サーバ上で動くミドルウェアなどは大きく変わっていますが、この本で取り上げられている技術はまだほとんどが現役で使えるので、2003 年初版とは言えど、それほど古さは感じませんでした(CVS あたりは若干の古さを感じましたが)。
この手の本、ぼくは完読してもなかなか内容を思い出せないんですが、頭の中でインデックスを作っておくだけでも随分と違います。あるトラブルがあったとき、あぁあの本にこんなことが書いてあったっけなーということが思い出せるだけで、トラブル対応のスピードは激変します。
というわけなので、さっさと Hacks 2 も読んでおかないとなのですが、いったいこの手の積み本、いつ読めるんだろう…。