ファインマン物理学、引き続き地道に読んでて、いま第 15 章の「特殊相対性理論」読み終わった。
ISBN:4-00-007711-2:detail
やっぱり、特殊相対性理論は何度みてもきれい。物理学、数学と違って観測をベースにするから、本質的に近似という概念から逃れられない宿命だけど、よくもまぁこんなの直感から反する式とか生み出せたなって思う。特にすべての物理法則はローレンツ変換に対して不変になるべき!!という頭の発想スゴいとおもう。そこに行き着く過程がヤバいと思う。
というわけで、物体のエネルギーはつねにに等しいと仮定して、質量の導出やります。静止質量が、光の速さがのとき、速さで運動する物体の質量は
ってヤツですね。
まずスタート地点は、エネルギーの変化の割合の関係です。
ここで運動方程式と、を代入すると
両辺を積分すると
となって、この式は積分定数をとすると
さらに、この式は任意の で成立するから、 を仮定すると
。
よって、
となって、これを について解けば